70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

空手とヨガの共通点にわくわく

テレビ

我が家のテレビのHDに全国の小学生空手大会の番組が録画されていました。

(第17回全日本少年少女空手道選手権大会)

家族が空手をするのですが、実は私も若いころ一緒に道場に通っていました。

(そのころからの道場好きかも?)

 

懐かしくてその大会の様子を見ました。

 

東京オリンピックの種目になったこともあったり、テレビのCMでも美しい型が放映されて近頃人気のようです。

 

今ヨガをしている私の目から見ると、ヨガ的な見方になってしまいます。

 

テレビ解説の方が良く口に出すのが「軸がしっかりしている」という言葉です。

今までもそれは知っていましたが、今回はその軸がちゃんと垂直かということまで気になります。

 

ヨガでも、座っているときは坐骨から腸骨と仙骨が立ち、背骨まっすぐ上に、肺が上に乗り頭頂までをつなげるという言い方をします。

上がらつりさげられているように、ということは垂直にです。

 

立ポーズでは、かかと・ひざ・足の付け根を通って頭頂までの垂直です。

 

空手でも、上手な子供は軸が垂直なままで平行移動しています。

型の演技を見ながら、垂直の軸がはっきりと感じられて不思議な感じでした。

 

かかと

もうひとつ今回気がついたのは、空手の型で「かかとがついている」ことが強調されていました。

どんな素早い動きの後でも、後ろ足のかかとがしっかり床についています。

 

アイアンガーヨガでも、

「かかとでマットを強く押して」

と何度でもいわれます。

 

先走ったりはやる心ではなく、一つ一つを丁寧にすることです。

そして、前方に力強くあるためには残るからだの意識が大切なのでしょう。

「ため」「残心」というものともつながるのではないでしょうか。

 

ヨガでは外側と内側の世界という言い方をしますが、を堅固なものにした上での未来とか敵への攻撃ではないかしらと思いました。

 

呼吸

ヨガでは吐きながらアサナを強めますが、空手でも呼吸が大切です。

組み手で本当に打つときには無呼吸になるかもしれないですが、型では気合と同時に決めます。

気合とはまさしく吐く息です。

 

これもヨガと一緒なんだと思い、ひとりで楽しくなりました。

 

穏やかなこころ

挑むような眼をして、激しい気合いと素早い攻撃と防御を繰り返す空手の型ですが、終わった時には平静な穏やかなこころを取り戻しています。

清々しさが身体全体に流れています。

 

ヨガでも求めるのは平常心です。

静かで穏やかで純粋な心、と毎回のレッスンの前のマントラで唱えます。

 

ヨガと空手が面白いようにシンクロしました。

 

新しい発見にわくわくです。