できないを見つめる
ヴィーラバドラアサナⅠ(戦士のポーズ)が苦手です。
前後に開いた足の、特に後ろ脚のかかとを押すことが難しいです。
(前のめりになるのは、意識が外に向いているからだそうです)
その練習をしていたとき、純子先生がお話ししてくださいました。
自分の記録として自分なりの解釈で書いてみます。
気づくことは自分を見つめること
ポーズをしていて気づくことがあります。
痛かったり、伸びなかったり、まがらなかったりです。
最近で言えばかかとゔぃらⅡのときカカトががういてしまいます。
そんな時はできない自分を認めてあげれば良いのです。
みてみないふりをしたり、できないのをゴマかしてできたふりをしていてはいけないのです。
ここで純子先生いわく
Be honest 正直でいなさい
これがヨガの秘密です。
できないと気がつき認めるから、1ミリでも伸ばそう、曲げようと努力することができるのです。
痛いということは、そこにまだ伸びる余地があることを教えてくれているのです。
受け入れて
できないことを正直に見ることから、自分の身体の正確な観察ができます。
外からではなく、内側から自分の身体を観察していくことを続けていくと、内面を観察することにもつながります。
身体の痛みを受け入れるとともに、心の弱さや性格などの弱さも正直に受け入れることができるようになると思います。
身体と心って本当に密接につながっているから。
そんなこともヨガを続けていったらもっともっと実感できそうです。
正直はつらい?
正直でいることって、辛いことではないです。
正直の反対は嘘をついたりだましたりですよね。
自分がついた一つのウソがばれないようにすることって、そのあととても大変です。
つじつま合わせや、人によって話すことを変えたりとか、エネルギーを浪費し心がすさみます。
誰にでも正直でいれば、とても気持ちが楽なのを私はインド哲学を学んでだんだんわかってきました。
シンプルなのが一番楽です。
ヨギーニをめざすのだから
ヨガのヤマ(してはいけないこと)の中にもウソをつかないことがあげられています。
サティヤ(うそをつかない)です。
ヨガをする人は、ウソをつかないように心掛けている人なのです。
心が穏やかで静かで純粋でいるための、大切な教えです。
ヨギーニを目指している私も、できるかぎりウソをつかないようにします。
その方が生きるのに楽だからです。
さて、明日の練習では、どんな痛みや身体の硬さと出会えるでしょうか!