秘密1
ウッティタ・トゥリコーナアサナとかウッティタ・パールシュヴァコーナアサナなどの基本の立ポーズで、広げた足の片方の膝は前向きでもう片方は真横に向けます。
アイアンガーではこのアライメントを厳しく指導されるのですが、難しいです。
特に身体は正面なのに、足先から膝・太ももまで真横にするのは、体の構造上無理なのではと思うほど、私には難しく思えました。
それを完成に使づけるための秘密を教えていただきました。それは、「平行線」です。
意識することで、自分の足がどのようになっているかを感じ、真横にしようとすることができやすくなります。
見えてはいないけど、足が気持ちの中で見えるようです。
デモしてくださる先生の足には、確かに平行線があります!!
これが秘密なのでしょう。
秘密2
今日は基本の立ポーズの秘密を、もうひとつ教えていただきました。
「かかと」です。
ウッティタ・パールシュヴァコーナアサナで90度になるまで曲げる足のかかとに乗ること、伸ばしているいる足のかかとの外側を押し続けること。
それが、腸骨を広げ身体を広げるための秘密。
道場に通うこと
アサナの秘密は道場でしか教えていただけません。
生徒の動きを見て、先生がこれぞという時に秘密を伝授してくださるのです。
受け取る側の準備も必要です。
同じことを聞いていても、生徒によって心に響いたり何のことかわからなかったりするのだと思います。
私も今までも何度も聞いていたけれども、体と心がまだそれを受け取る準備ができていなかったので、聞いていないことと同じです。
今、すごい秘密を教えて頂けたと思ったのは、それを理解し実践する準備が出来つつあるからだと思います。
「かかと」を押すように言われていても、今まではどうしても力が入らなかったのが、この頃ちょっとその感覚がわかり、押すことができるようになりました。
押すことができたら、アサナの完成形に近づき、気持ちよく胸に呼吸が入るのでしょう。
先生は、「今はきつくてできなくても、きっと気持ちよくなりますよ。」といつも励ましてくださいます。
先生たちのポーズは美しく身体が伸び、ポーズの後とてもさっぱりと気持ちよさそうなのです。
アサナで体が伸び、心が落ち着き、純粋になったようなのです。
純子先生がおっしゃいました。
「道場に来た時と違って、練習を終えて帰るときはさっぱりとした笑顔になる」
それが、道場に通うことです。