勧められて
しばらく前から知人に見るといいと言われていた映画『この世界の片隅に』をみてきました。
ミニシアターでの公開から、人気が出てどんどん公開劇場が増えてきたのは知っていました。
都合がついてやっと見に行きました。
見たくなかった理由
勧められてもすぐには見たくなかったのには理由があります。
戦争もので主人公がかわいそうだったりすると、気持ちが落ち込むのです。
体調が良くないと、悲しい物語を見る気持ちになれません。
それでちょっと元気になってからでないと出かける気持ちになれなかったのです。
*体調の悪い時はもう結末のわかっている、頭を使うこともなく感情の(特にドキドキ)揺さぶられない、軽いサスペンス物を繰り返し見たりしています。
引き込まれて一気に
上映時間が長いのに驚きましたが、途中寝ることもなく一気に見ました。
中だるみもなく、程よい緊張感で最後まで面白く見ることができました。
私も知っている昔の情景、たとえば天井のシミを見つめたり、縁側でスイカを食べるところなんか、懐かしかったです。
今の人はわからないだろうけど、懐かしく思うのかしら?
笑いながら生きる
主人公のすずがちょっとおかしなことをして、婚家の家族みんなで笑うシーンがありました。
そのとき、本当に幸せそうでした。
笑う事って本当に大切だし、幸せを作る大きな力だと思いました。
どんなときにも笑う事はできるし、笑う努力はできますよね。
なかなかできないけど、そこは意志の力で笑う努力かしら。
意思の力をつけることも、ヨガの修練で培うことができます。
自分が笑うこと
人に笑ってもらうことは難しいけど、まずは自分が笑うこと。
愉しんで笑って、小さなことにも感謝と笑い、
何かのスローガンみたいですが、何度も何度もくりかえし思い起こしたいことです。
映画のすずも、笑顔を忘れないステキな女の子、女の人でした。