70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

チェアサルワーンガアサナに入れました!!

体の不調を申告

道場では毎回一番初めに身体の不調を申告します。

女性の場合は生理があると、できないポーズがあります。

逆転のポーズです。

アイアンガーヨガで初めてそういうことを知りました。

もっともジムのヨガクラスとかでは、逆転のポーズまでいかないですね。

男女混合のクラスで、生理中を聞くこともはばかられるでしょう。

 

こんなところも、アイアンガーの厳格なというか細かく身体に寄り添うところです。

 

わたしは毎回手をあげて、ひざの故障を申告します。

 

少しずつ良くなってきていること、以前はできなかったヴィラアサナで座ることができるようになったなど変化も伝えます。

良くなったので、ウッターナを少しやってみたらやはり痛くなったことも伝えました。

 

無理はしないよう、座るときは坐骨を高くして組んだ脚にはサポートをするように指示されます。

だから、練習中他の人と違うプロップスの使い方を自分でも考えてできるようになってきました。

 

いつまでも指示されてするのではなく、理論をわかり自分で考えることが道場では求められているのです。

これは、生き方についても同じですね。

 

ヨガを学びながら人生も学んでいます。

 

入門クラス

入門クラスは、道場に通うことと道具の使い方になれることを目指します。

上級のクラスでは、アサナの名前を言われたら、それに必要な道具を用意して自分ですばやく準備しなければなりません。

それができるように、サンスクリット語でのアサナの名前を憶えることが手始めです。

初心者向けの本とかスタジオでは、日本語のアサナ名ですよね。

その方がわかりやすいです。「肩立ち」とか「鋤のポーズ」とか。

 

アイアンガーでは、ブランケットやブロック・ボルスターをたくさん使います。

その畳み方や枚数、置き方は身体に一番効果があるように決められています。

その上、個人の体格でも調整が必要になるので、自分に最適な準備を覚える必要があります。

 

私の場合は、ひざを痛めているので他の人は2枚でも3枚ブランケットを使います。

体調によっても必要なポロップスが違ってくるという繊細さもあるのです。

 

入門クラスでは指導の先生やアシスタントの方に教えていただけるのですが、上級のクラスではたくさんの参加者がいるのでそういうわけにはいきません。

(部屋いっぱいに定員30名で、キャンセル待ちまであるようです)

 

それらを入門クラスでしっかり覚えて、なおかつ筋肉も強くなり、身体も動けるようになってからほかのクラスに参加できるようになるのでしょう。

わたしもそれを楽しみに、練習に励みます。

 

別メニュー

入門クラスでも、何人かは別メニューになります。

膝の悪い私は、立ポーズは壁をつかいますし、風邪からの回復期には楽な練習内容にしていただきました。

体調が悪い時には、無理をしないことも徹底されます。

 

経験年数や年齢とか体力も考慮されています。

 

私は入門クラスでも、最後のほうはいつも別メニューでセツ・バンダアサナを長くしたりスプタ・バッダ・コーナアサナをしていました。

 

膝が痛いだけだから、肩立ちのポーズ(サルワーンガアサナ)は参加できるのではないかと思いましが、足とかの力が弱いからまだ参加できないのかなって理由を考えていました。

 

初めての許可

先回はじめてチェアサルワーンガアサナに参加できました。

以前他のヨガスタジオで経験したことがある、折りたたみ椅子を使ってのアサナです。

 

形に入るのはできたのですが、ポーズを持続するのはちょっときつかったです。

私がまだ参加できなかったのは、この持続する力がついていなかったからだとおもわれます。

 

ステップを踏みながら、身体に力と柔軟性をつけながらアサナが進められるのでしょう。

 

ただのリラックスと思っていたセツ・バンダアサナも、胸を開いて身体を柔らかくするためのアサナで、次に進むステップだったのだと思われます。

 

今までも肩立ちのポーズということで、いろいろなレッスンや自宅でもしたことがあります。

それは、似た形だけを目指していたのだなかと思いました。

 

アイアンガー師はこのアサナを解説して

このアサナを練習することにより、心は身体と魂に統合する。脳は聡明かつ冷静で、身体は軽く感じられ、喜びにあふれた輝きに満たされる。逆転のポーズは首と胸のまわりに新鮮で健康な血液を循環させる。このポーズは気管支疾患を緩和して、甲状腺副甲状腺を刺激する。(完全マニュアル)

 こんな効果があることを理解してアサナに取り組むことで、もっと効果的にアサナをすることができます。

 

一つ一つのアサナを大事に、これからも練習していきます。