インド旅行を考えていた
風邪はひどくなり、結局詩吟の大会に出ることができず、仲間の方に迷惑をかけてしまいました。
体力を過信していました。
丁度来年の冬にヨガスタジオが主催するインド旅行の紹介を見て、参加したいと思っていたところに、この体調不良です。
インドに行くのなんて無理だということを事前に教えてくれたかのような風邪ひきでした。
ここ2,3年来、インドに行きたい、高野山に行きたいと思っていました。
思っているだけではなくて、実行してみよう、行動に移そう、一日一日を動いて悔いなく過ごそうという気持ちが大きくなっていました。
それで、このところタイトなスケジュールだなあとは思いながらも、映画を見たりヨガの体験に行ったりしたのです。
まだまだ、それほどの体力はないこと気がついていませんでした。
っていうか、身体の声を聴いていなかったのでしょうか。
反省です。
虚弱なのか
以前から、疲れやすく体力はないほうだと思います。
人に疲れるということもあります。たくさんの人と会っていると、とても疲れてしまうのです。
親の希望を叶えるために、年に数度旅行をしていましたが、旅行前に体調を整えるのと、旅行後の疲れを取るのにそれぞれある程度の期間が必要でした。
旅行中に体調を崩すことも多く、旅行を楽しめなかったこともあります。
健康法の知識はたくさん詰め込んでいて、本やDVDはたくさんあります。こんなにいろいろ試したりしているのに、どうして虚弱なんだろうと思ったりしました。
マッサージとか整体にも通い、毎日が元気に過ごせるようになりたいと思っていました。
そんなあれこれを経て、今はヨガに落ち着いています。
ヨガで心身が健康になれると思っています。
たまには弱くなることもありますが、だんだん心身ともに強くなっている実感があります。
殊に心は強くなっているし、生きることが楽になっていることは確かです。
身体も強くなってきているはずです。
これからも過信はしないように気をつけながら、動き回る自分、この人生を悔いなく生きる人間でいたいと思います。
ちょっといいこと
今朝まで寝込んでいたのですが、今日はどうしても孫の幼稚園に顔を出す必要があり、マスクをして出かけました。
ほかの園児から「だれのママなの?」って聞かれました。スタイルと洋服だけ見たら若かったのかしらとひとりで笑ってしまいました。
頭がボーとしてふらふらしていたのですが、ちょっとシャキっとなりました。
今回風邪を引いたことで一番うれしかった出来事です。
思ったこと
風邪で家族や詩吟の仲間に迷惑をかけたのですが、心は穏やかでした。
申し訳ないとくよくよ思い悩まないで、迷惑は謝ればいいと判断ができたからです。
風邪をひいてしまったことはもう取り返しのつかないことで、どうにもできないことです。私がいなくて困ることが出ても、それは他の人が何とかしてくださるだろうと、信頼することにしたのです。
これも、インド哲学を学んだことで得た「心の平安」の一つです。
今できる最善のことをして、行動の結果には執着しないことにしたのです。
体調が悪いのを無理して参加しても、会場まで遠いからその道中で何か事故を起こすかもしれません。もっと体調が悪くなり、他のことに支障が出るかも知れません。
その時その時に自分で一番いいと思う判断をしたら、それを信じ実行することにします。そのように、いつでも自分で判断することを、わたしはインド哲学で学んでいるのだと思います。
自分で判断し、主体的に生きることが目標です。
今はその訓練の日々です。