70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

『生命の暗号』 村上和雄 遺伝子をONにする

 

以前何冊か村上和雄さんの本は読んだ。

久しぶりに読んだのが、佐保田先生の本と同時だったのでヨガとの関連を感じた。 

〔文庫〕生命の暗号 (サンマーク文庫)

〔文庫〕生命の暗号 (サンマーク文庫)

 

 遺伝子研究者の村上さんは、人間の遺伝子のほとんどがOFF状態になっていて、心の持ち方でONにすることができるという。

人間はいつも前向きで元気はつらつとしていると、すべてが順調にいくようになります。そういうときの心の状態は、よい遺伝子をONにして、悪い遺伝子をOFFにするはたらきがあるのです。その仕組みはまだ全部わかっていませんが、最近よく言われるプラス発想の意味も、この辺にあるといってよいでしょう。

この書き方の調子が佐保田先生の『88歳を生きる』と似ている。

遺伝子をONにすることが、ヨガによる免疫力向上とつながるんではないだろうか。

心の持ち方という、唯物的ではないことが体に影響を与えるとは、西洋医学では今まで問題外といわれてきたこと。 

遺伝子の解明が進むにつれて、ヨガの精神的肉体的効果が実証されていくのがすごいと思う。

古代インド人ってなんて賢かったんだろう。