70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

映画「アオギリにたくして」上映会

Aogiri

専修大学で行われた上映会は、ジャーナリスト北岡和義さんがこの映画を素人ながらプロデュースした中村里美さんを応援するものだった。

冷たい雨の中、参加したのは北岡さんの知人らしき男性が多かった。

後でわかったのだが、著名なジャーナリストがたくさんいた。

中村さんは北岡さんいわく「平和活動家」
20代で反戦反原爆の映画の上映を全米で1年間してきたつわもの。
それを取材したのが北岡さんで、もう30年も前のことだという。

原爆映画をアメリカで上映して反戦を訴える運動があったのも初耳だった。
中村さんは、アメリカに発つ前に1年間被爆者からの聞き取りなどの準備をしたのだが、どのときしりあったのが沼田静子さん。沼田さんの被爆体験とその後の生き方をモデルにしたのが「アオギリにたくして」と言う映画。

映画は体験の過酷さに涙もでるのだが、たくましさと明るさに救われる。
たくさんの人に見てほしい。

被爆者の想いを伝えることを30年続けてきて、その思いが募って素人ながら映画まで制作し、全国で上映会を開催している中村さんもたくましくてあかるい。

「かわいい御嬢さんからかわいいおばさん」まで見続けてきた北岡さんが、応援するのもうなずける。もっともっと応援する人たちが増えてほしい。