70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

仏像の見方 by 上原仏像美術館

1 如来 一番えらい仏様

      修行を完成して、この世界の心理を悟った
 ○姿①日髻(にっけい)おわんをふせたようなもりあがり
    ②螺髪(らはつ)天然パーマ
    ③白毫(びゃくごう)おでこの丸い毛のかたまり
    ④そまつな着物 欲に打ち勝っているから
    ⑤全身金色に輝いている
    
 ○種類①釈迦如来 手に何も持たず、親指、人差し指が伸びている
      ②阿弥陀如来 指で輪を作っている。極楽浄土から迎えに                         来る
      ③薬師如来 薬つぼを持っている。病気を治す

2 菩薩 如来を目指して修行中
      願いをかなえてくれるやさしい仏
 ○姿 インドの王子だった釈迦がモデル
     長い髪を結いあげ、たくさんのアクセサリー
     蓮台にのっているが、獅子や象などの動物の上に乗ることも
     持ち物や乗り物で菩薩の種類がわかる

 ○種類 ①観音菩薩 つぼみの蓮と、二図さしを持っている。頭に小さ                                      な仏が
     ②文殊菩薩 獅子の上に乗っている智慧の菩薩
     ③普賢菩薩 象の上に載っている。法華経を信じる人を守
     ④弥勒菩薩 優しい顔でどこかに塔を持っている。救世主
     ⑤地蔵菩薩 坊主頭。手に願いをかなえる宝珠と杖を持つ

3 明王 悪を導く如来の化身
 ○姿 炎をあらわす火炎光背は激しい怒りのようす。
     たくさんの手や顔をもったり、手にさまざまな武器を持った

 ○種類 ①不動明王 右手に剣、左手にロープ
       強く邪悪なものから守るとともに心の悪を焼き尽くす
     ②大威徳明王
     ③降三世明王 インドの最高神男女を踏みつけている
     ④軍荼利明王 8本の手に蛇が巻き付いている
     ⑤金剛夜叉明王 8本の腕に3つの顔、5つの目
     ⑥愛染明王 花瓶の上に蓮の台。頭の上に獅子
     ⑦孔雀明王 孔雀に乗り優しい顔

4 天部 インド・中国・日本など各地の神が仏教に取り入れられた