70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

他人の目 食器棚

リビングに入って最初に目にはいるのが、食器棚の側面の飾り棚。というのが他人の目。私にとっては、お茶類とかサプリメントとか、よく使うモノを入れる取り出しやすい収納となりはてていた。雑多なモノが詰め込まれている。5客の紅茶セット使いにくく積み重ねられ、ブランド物でペアのティーカップ窮屈そう。

どうして、コーヒーやお茶を入れたのかを考えてみた。飾り棚だから、きれいな紅茶茶碗を飾った後、お茶つながりでインスタントコーヒーやココアなども詰め込んだ。つい飲み忘れるサプリメントも、見えていたら忘れないだろうと詰め込んでいた。そんなふうに、空いている場所にはとりあえずの物が、見えるし出しやすい場所だからという理由でどんどん入り込んできたのだろう。

飾り棚としての意味を、すっかり忘れていた。自分だけの目で見ていては、なかなか気がつかない。他人との交流は、こんな風に「物」もそしてたぶん「人」にとっても独りよがりにならないために必要なんだと思う。あれあれ、これって断捨離の新しい段階「俯瞰力」ってことにも繋がる。

今は、お気に入りの食器、特に夫のお気に入りを飾って、ガラスもぴかぴかに光っている。何を大事に生活しているかのメッセージを持っているし、生活を楽しむ空気までを醸し出してきた。

「俯瞰力」がこんな風に力になっていくんだろうな。