70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

天涯の花

宮尾登美子

以前読んだことがあると思ったが、もう一度読みたくて。

内容はほとんど忘れていた。新聞の連載で少しだけ読んだのかと思ったが、連載されていたのは地方紙だからそういうわけでもないらしい。

天涯の花はその地で咲くから美しいのであって、下界に連れてこられてははかなくなる、というような内容かと想像していたが、そうではなかった。

胸のときめき、巡り会った大切な宝物を求め守り続けようと言うことかな。

ヒロインの人生の岐路にみせる妥協のなさ、選んだ道を後悔しない潔さ。