70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

Tip of the fingers 心を込めて アイアンガー師の教え

アイアンガー師の言葉

志木のアイアンガーヨガセンターでは、入門クラスは認定指導員の先生が指導してくださいます。

センターの主宰者の純子先生はときどき指導に入って下さいます。

そんな時、長くアイアンガー師のもとで練習し人間的にも薫陶を受けていた純子先生は、アイアンガー師の言葉を教えて下さいます。

「アイアンガーグルジ(先生)はこうおっしゃいました」と話し出すと、私は一言も聞き漏らすまいと耳を傾けます。

毎回とっても素晴らしいと思うのですが、練習が終わった時には忘れてしまうことが多くてとても残念です。

今日は頑張って思い出してみます。

手の指の先まで

ターダアサナからジャンプして足を開くのですが、身体を大きく開き、手の先までしっかり伸ばします。

その時しょぼくなってはいけない、とアイアンガー師の言葉を教えて下さいました。

「こういうときアイアンガーグルジは、 Tip of the fingers とおっしゃったのです」

身体のすみずみまで意識を届かせなさい。腕は肩甲骨の中心から伸ばし、ひじも伸ばし、手の指の関節も伸ばし、爪の先までまっすぐ伸ばすのです。

 

心を込めて

ただ伸ばすのではありません。意識を届かせ、心も込めるのです。

いい加減ではなく、集中して真剣に自分の身体と意識に取り組むよう繰り返し指導されます。

「身体のすみずみまで意識も、こころも届かせましょう。」

と大きな声で厳しい口調で私たちに語りかけた後、

ニコッと微笑んで「さあ、Let’s go !」

とやさしくなります。

 

指の先まで心を込めてアサナをすること、いつもいつも思い出すようにします。

 

修行は続きます。

 

 

 

 

 

ホットサンドの朝食

今回の中身

炊飯器の御飯が思いのほか少なかったので、朝食にホットサンドを作りました。

中身は

・ベーコンと卵の炒め物


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・昨晩の残り物、キャベツと鶏の照り焼き


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ビタントニオ ワッフル & ホットサンドベーカー プレミアムセット ピンク VWH-31-P

 

我が家のキッチンはIHなので、電気のホットサンドメーカーを使用しています。子供のおやつに好評です。

ホットケーキミックスでワッフルも簡単にできます。

 

パンには片面にマーガリン、もう片面にマヨネーズを塗ります。


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忘れないように

久し振りに作るときに忘れるのが、型に油分を塗ること。

フッ素加工なので、取り出しやすいのですが、チーズなどが焦げるとこびりつきます。

あと、うっかり触ってしまってやけどしたこともあります。

・型に油を塗ること


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・高温になるからやけどに気を付ける(手で出さず、菜箸でとりだすこと!!)

 
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耳もついでに

耳を切らずにセットすると、はみ出してきれいにできません。

それで、耳は切って別の料理(おやつ)に使います。

油で揚げてもいいのですが、今回は耳もホットサンドメーカーで焼きました。

コンデンスミルクや砂糖を入れ、油分(オリーブオイルやマーガリン)を足して焼きました。


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良く焼くと、パリパリしておいしかったです。

 

残ったご飯でおにぎり

残っていたご飯で二種類のおにぎり。


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しそのゆかりは、姉の手作りです。

お姉さん、毎年ありがとう!!

ホットサンドは8枚切りで4組できますが、それではとても足りません。

おにぎりも全部お腹に入りました。

 

好評 簡単チャプチェ 覚書

『つくおき』nozomi著 から

生協で購入した豚ひき肉を使いたくて、簡単に作れるものを探していて見つけました。

簡単チャプチェ 調理時間15分 保存冷蔵5日とあります。

cookien.com

我が家は大量に作るので、倍量位を作りました。

そこで我が家が作った時の記録です。

 

材料

豚ひき肉  480g

乾燥春雨  120g 熱湯5分で戻して切る

玉ねぎ   2個  薄め半月切り

長ネギ   1本  ななめ切り

ニンニクみじん  大匙1

人参  スライサーでせん切り

ごま油と白ごまを最後に加える

 

 

調味料

水  100cc

醤油 100cc

砂糖・酒 各大匙3

豆板醤 小さじ1(コチュジャンの代わり)

 

作り方

①ひき肉をフライパンに入れて塊を砕きながら炒める

②肉の色が変わったら、春雨以外の野菜を炒め透き通るまで

③春雨と調味料を加えて煮汁が少しになるまで炒め煮

④火を止めてからごま油と白いりごまを加える

 

アレンジ・感想

野菜を炒めているとき、いろどりがさみしかったので人参をスライサーで切ってくわえました。

大人用だったら、きくらげやしいたけを入れたいところです。

野菜は他にもいろいろ使えそうです。もやしとかニラ。

丼にして食べてもおいしかった。

ワンプレートで栄養も取れるし、洗い物も少なくてすみます。

小さい子供にも大好評。

ちょっと味が濃かったので、白菜の浅漬けをつけあわせました。

たくさんの目 インストラクション

朝一番に寝てみる

ヨガマットにブランケットで枕を作り、仰向けに寝ます。


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前日練習した、仰向けのターダアサナ。

 

それからひざを曲げていったり、足を垂直にあげたりのアサナを続けます。

名前はよくわかりません。

スプタ・パーダーングシュタアサナ(たぶん)で両足をベルトを使って垂直に上げます。

 

インストラクションが頭に響く

アサナをしていると、ヨガセンターの指導員のインストラクションがよみがえってきます。

・足裏は広がっているか

・かかとの内側を伸ばしているか

・親指は揃っているか

・ひざは伸びているか

・かかとの内側・ひざの内側・会陰・おへそとつながっているか 

・ふとももはしっかり床を押しているか

などなど・・・・

 

それらがかなり体に染みついてきて、身体のいろいろなところに意識を向けます。

 

目がたくさん

たくさんの場所に意識を向けなくちゃなぁと思っていたとき、ふと気がつきました。

これがたくさんの目を持つってことなんだと。

よく指導員の先生や純子先生が、おっしゃっていることです。

「足の先にも、手の先にも、ひざにもひじにも、そこに目があるかのように見なさい。」

練習中のたくさんのインストラクションは、たくさんの目を持つための指導なのです。

 

わたしも目がたくさんになってきたようでうれしくなりました。

 

修行は続きます。

 

 

 

 

 

リンゴのお菓子

紅玉で秋を感じる

秋の味覚がいろいろ出てきます。

栗は食べるのが面倒で買わないのですが、紅玉リンゴは大好きで待ちかねて生協で購入します。

今回はいつも参考にさせて頂いているこのブログのケーキをよく作っています。

inakasyuhu.hatenablog.com

バターなしでもおいしい

小林かつよさんのレシピだそうですが、

inakasyuhu.hatenablog.com

簡単でとてもおいしいです。我が家の場合を記録しておきます。

 

ホウロウ容器2個にオーブンシートを敷きます。

我が家は無印のホウロウ容器です。

底辺の大きさに折り目を付けてから、四隅に切り込みを入れて入れ込みます。


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・紅玉  3個

皮をむいて四つわりにして1㎝に刻む
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・レーズン 大さじ2をラム酒につけておく


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粉類をはかりに載せた容器にポリ袋を入れ、順番に入れていきます。

・小麦粉  200g

重曹   小さじ1.5

・塩    ひとつまみ

・シナモン 小さじ2

ナツメグはなかったので省略です


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以上の粉物をポリ袋に入れて、空気を入れてふくらまし口をしっかり握って振り混ぜます。


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・卵  2個

・サラダオイル  カップ半分

・キビ砂糖  カップ1


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を大きなボールでよく混ぜ合わせ、そこにレーズンと紅玉も混ぜていきます。

粉類を2回に分けて入れてよく混ぜます。


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ホウロウの型に入れて、200度5分180度45分で焼き上げます。

型に入れる時、ヘラだけでなくシリコンスプーンも使うと便利。


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型から出して網の上でさました後、オーブンシートを取って2㎝位に切り分け、またホウロウ容器で保存します。


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ラム酒を使っていますが、幼稚園児でも大丈夫でした。

持ち寄りの1品として友人宅に持っていったりします。

 

ホットケーキミックスで簡単に

もっと簡単なリンゴケーキを同時に作りました。これは朝食用。

ホットケーキミックスでフライパンいっぱいに大きなホットケーキを作ります。

片面焼いているときに、リンゴの薄切りを並べ、私はちょっと砂糖を振りかけます。


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しっかり焼けてからひっくり返して、もう一面も焼きます。


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りんごの酸味がとてもおいしくて簡単にできるリンゴケーキです。


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余ったら、冷凍しておき自然解凍で頂きます。今日も余りませんでした❗

ついていくのではなく 私が学ぶ

ひざの状態 

わたしの足の筋肉が付き、ひざの調子も良くなってきました。

自重して控えていますが、走ったりジャンプしたりもできる気がします。

でも、スワスティカで足を組むとき左右差があります。右の膝を深く内側に曲げることが難しいです。

まだ他の人とは違うプロップスの使い方をしています。

 

ついていくのが大変

アサナによって使うプロップスが違うので、次のアサナに移るときに一度プロップス類を片付けてホールをきれいにします。

たくさんプロップスを使う私は、片づけるのに手間取ります。

又、自分仕様で使うために先生の指示とは違うものを予想して用意する必要があります。

練習のスピードについていくのが大変と思い、緊張します。

その時思いました。

ついていくのではないということです。

そのときのできる限りのことをすればいいのです。

 

人より遅れたり、できないことがあっても、それが私のペースです。

それも認めて、真剣に学ぼうと思います。

 

私が主体

先生の考えたシークエンスでアサナが進められていきますが、その指示通りに身を任せるのではありません。

最初はついていくのに精いっぱいでしたが、今は少し違ってきたように思います。

先生方にはその日の目的があり、それを意識するのはもちろんですが、自分なりの課題ももってアサナをするようになりました。

 

できなかったところが、この頃ちょっとできるようになのがうれしいのです。

ウッティタ・トゥリコーナアサナで後ろ足のかかとが押せるようになりました。

その押し具合がどの程度までできるか確かめるのが楽しみです。

 

ほかのアサナでも、後ろ足のかかとの押し具合を自分で確かめ、意識を届かせます。

 

自分で選ぶ

ひざをまげるアサナでは、どんなポロップスを使うかを自分でも選びます。

それまで先生に教えていただいた知識をもとに自分で考えて選びます。

身体の状態を知っているのは、私だけなのですから。

 

基本的なことがわかったきたら、そういう事も自信をもってできるようになりました。

間違っていたら、先生やアシスタントの方のアドバイスがいただけ、知識が深まります。

 

自分で判断する

ヨガのアサナで、自分で主体的に考えたり選ぶことを続けていくと、日常生活でも自分でものごとの判断する訓練になります。

人任せでない、自分軸を持った人間になる訓練です。

 

修行は続きます。

自分に出会う そして身も心も軽く

石材の中から出会う

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*映画の予告編からのスチール写真です

 

アイアンガーグルジの映画の予告編に、石材を刻んで仏像を彫り出す場面がありました。

熟練の石工が大きな石からノミをたたいて、インドの神様を作ります。

その過程がヨガと共通するというものです。

英語の字幕しかないのですが、意図するところはわかります。

 

自然をお手本に、自然(=五感以外の直観)から導かれて石材の中から神様が現れます。

 

アイアンガーグルジのヨガ指導も、あるべき人間の姿に近づくための修練です。

逆立ちの足をベルトや木の棒を使って矯正(?)している場面があります。

最後にグルジが

This is the legs.

と言います。あるべき位置に整った足の出来上がりなのでしょう。

 

木材の中から出会う

丁度NHKのインタビュー番組で日本の仏師明慶さんとロボット研究者&会社経営者がでていました。仏師も木材から掘り出して、人の魂を救う仏像を作り出します。

 

www4.nhk.or.jp

その中で印象的だったのは、木材から仏像を彫り出すとき、いらないところをそぎ落としていくという話です。

貪欲に求めていく前向き姿勢とは違う、内側(魂とか陰側)に導かれての制作だと感じました。

 

ヨガのアサナで出会う

お二人に比べるにはおこがましいばかりですが、わたしもヨガの修練で自分と出会います。

今の私にとっては、ヨガです。

今までの人生で、人や仕事など様々な出会いがありました。

その出会いで自分が作られたとしたら、大きな塊から自分が掘り出されて今の形になったとも考えられます。

ぼんやりとした塊から、シャープな自分が出来上がっていく過程ともいえます。

 

たくさんの物や雑多な情報がほしくてとりに行っても、ぶよぶよの塊が大きくなっていくだけというイメージです。

 

必要なものだけの、自分らしい姿、本来の姿、そこへ向かっていく道を歩みたいです。

 

それが、心も体も楽になる道です。

ヨガはその方法です。

 

修行は続きます。