70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

アイアンガーヨガ スペシャルケアその1 足のトーンを整える

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*夏になると家族が増えます。クワガタやカブトムシがこのところの常連さん

 

膝が傷むのは

ひざが痛むことの多くは、ひざの下と上でまっすぐ骨がつながっていなくてずれているからだそうです。

 

そこで、スペシャルケアではまず足のトーンを整えることになりました。

 

 

ベルト使い

シャバアサナをするのですが、足はしっかりベルトで固定します。

ひざの上下にちびベルトを締めて、外向きに回します。

普通サイズのベルトを6本、互い違いの方向に横に並べて膝や足が正面になっているのを確かめながら締めていきます。

足の内側にロールマットをはさみ、足裏にはウレタンマットを当ててこれもベルトで固定。

 

自分では何も意識することなく、(足裏も押さないし、腿を骨に押し付けることもなし)ただベルトで正しい骨本来の位置に固定されているのです。

シャバアサナ

下半身固定されて、おなかに円形の重りを載せて10分のシャバアサナ。

 

気持ちよくいられたので、もう5分延長したのですが、心が落ち着いていい気持ち。

ヴィパリータ・カラニ

シャバアサナを終え、ベルトはそのままで純子先生とアシスタントの先生と二人がかりで私の身体を壁際に運び、足を垂直にあげてのヴィパリータ・カラニに入ります。

 

壁にそって伸ばした足裏に砂袋をのせ、足のトーンを整えます。

これも10分したあと、もうちょっと延長したような気がします。

 

家でできること バジュラアサナ

足のトーンを整えるためのスペシャルケアの方法は自宅ではできません。

ベルトの数が足りません。

スペシャルケアでは10本使いました)

 

以前入門クラスの練習で、バジュラアサナ(正座)も足のトーンを整えるアサナだとお聞きしていました。

ひざが悪いのでこのアサナをしてもいいものかどうか迷ったので、純子先生にお聞きしました。

 

ひざにはいいポーズだから、自宅で練習しなさい。でも、ひざの裏にロールしたブランケットをしっかり挟むようにとの注意つきです。

 

あと、ヴィパリータ・カラニはボルスターやブロックなしで背中をまっすぐで壁に足をあげていくのもいいですよとのアドバイスでした。

物理的に、足をあげると血液や体液が下がり、水分も下がるからむくみが取れる訳です。

 

足を上にあげるのは、合間合間に心がけることにします。

 

テレビを見るときも寝転がって、椅子の上に足をあげていればいいのですから。

ひとりの時でないとできないですけどね。

アイアンガーヨガ スペシャルケアってとてもぜいたくな時間 お姫様気分

スペシャルケアを申し込む

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*窓のグリーンカーテンをみるとキュウリの親子です。大きくなりすぎないうちに収穫しなくて。

 

 

志木のヨガセンターでは、通常のクラスの他に、月に数回のスペシャルケアがあります。

個人的に特別なケアを必要とする人もためのクラスで、妊娠中の方も参加されるようです。

 

入会した時膝が悪かった私は、ヨガの練習でかなりよくなりました。

正座やしゃがむことができるようになり、階段の上り下りも痛みやギシギシすることがなくなりました。

でも、よくなったからと家事で雑巾掛けや草取りを長時間すると、また逆戻りです。

 

もっと膝のケアを教えていただきたいと、スペシャルケアを申し込みました。

 

月謝とは別料金で1回4500円です。

 

純子先生とアシスタント

スペシャルケアでは、純子先生が個別に対応してくださいます。

目的に合わせたアサナとキープする時間を設定して、指導員や指導員を目指す方がアシスタントで複数人ついてくださいます。

症状に合わせたプロップスの使い方が、ユニークかつ合理的です。

 

入門クラスで教えていただく先生以外の指導員の方にも、手取り足取りで教えていただくのは新鮮です。

 

個別メニュー

全員が別メニューです。

純子先生が順番に回ってきて、アサナに入るまでプロップスの使い方とかベルトの締め具合などを丁寧にみます。

アサナに入っている時間も、まだ気持ちよくいられるか苦しいかで調節したりきめ細かいです。

 

初めてスペシャルケアに参加した私は、他の人がどんなことをしているか気になってしかたありません。

 

私だって、今までしたことがないくらいにベルトでぐるぐる巻きになっていますし、重りや砂袋もつかっての初体験ばかり。

 

周りでも見たことのないポルスターやブランケットの使い方をしています。

 

横を見たくてしかたなかったです。

下半身を伸ばしているアサナでも、顔は正面向いていなくちゃ、と我慢して真正面をしっかりむいていました。

 

 

たっぷり3時間

2時から始まり、5時くらいまでたっぷり3時間のクラスでした。

動かない時間が多かったのですが、汗をかきました。

 

指導がこまかくて、身体のポイント(坐骨・ふともも・肩・足裏3点など)をしっかり意識し続けます。

純子先生が回って来ますし、そばにはアシスタントの方がつきっきりなのです。

気を抜くことができない3時間です。

 

でも、しっかり坐骨を立てたあと、「背が高くなりましたよ!」なんて言われて嬉しくなったり、和気あいあいで楽しかったです。

 

ちょっと苦しいポーズで回数を多く指示された時は、一緒に「たいへんだ〜」って顔もしてくださったし。

 

贅沢に自分の身体に集中

最初に足のトーンを整えるためと、ベルトを10本以上使い、ロールマットやウレタンブロックをはさんだりしました。

(下半身動けないミイラ状態!)

 

純子先生やアシスタントの方のなされるがままです。

そのままシャバアサナからヴィバリータ・カラニへと移るときも、私は身を預けて力を抜いています。

 

ポーズに入っている私の様子を見て、重りや砂袋を載せ、腕を外旋してくれたり、スペシャルなケアです。

 

なんだかお姫様になったような気持でした。

 

自分が自分の身体に集中するだけでなく、他の人も一緒になって私の身体のケアを考えてくれる、本当にぜいたくな時間でした。

 

自分でも、自分の身体を大切にすることってできますよね。

自分で自分をお姫様のように扱うっていうこともいいのではないかしら。

 

きっとお姫様の行動は、静かで、穏やかで、純粋でしょうし。

あれあれ、妄想がどんどん膨らみます。

 

 

かかとの骨が見つからない

三点で

ヨガでは足裏が大事です。

アイアンガーヨガでは特に大切にしているようで、センターで入会の時に頂いたトートバックにも足裏のデザインです。

これは、アイアンガーヨガメソッドの登録商標(?)のような物みたいです。

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足裏の3点に同じくらい乗るように指導されるのですが、これが難しいです。

 

・親指の付け根の母趾球 

・小指の付け根

・かかと

 

一番押せるのが母趾球で次がかかと、小指の付け根の骨ははじめは全然感じることができませんでした。

傾斜板で

ヨガセンターの入門クラスではアサナに入る前の準備運動として傾斜板に乗ります。

同じものではないのですがこういうものです。

 

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楽天健康器具のショップから画像をお借りしました。

 

壁際にこの傾斜板を置いて、両手を上にあげます。

このとき足裏の3点を押すのですが、こうなると私はかかとで押すのも難しく感じます。

くるぶし側に寄り掛かってしまって、かかとで下に押すことができないのです。

 

できないできないと思っていたのですが、それは私の足首の堅さのせいだったようです。

 

毎回傾斜板に乗り続けて、このごろ少しかかとで押すことができるようになりました。

 

足首の柔軟性がないと、アサナのときかかとで押すことができないのです。

ウッティタ・トゥリコーナアサナでも、後ろ足のかかとに乗るのができなかったのが、練習によって少しかかとの外側にのることができるようになりました。

そうすると身体も前に倒れずに大きく広がることができます。

 

大きく広がるとは、胸が広がり呼吸が楽になり、気持ちも大きくなり楽になるということにつながります。

 

毎回傾斜板に乗る理由がよくわかります。

 

他のヨガでもよくする、足首回しも同じような効果があるのですね。

 

骨を意識するとひざが

三点を押すとき、肉ではなく骨を押しなさいと言われます。

ヨガは骨で感じるもののようです。

かかとを骨で押してまっすぐ足の付け根までつなぐようにすると、自然と膝が伸びてきます。

 

実は私は間違った方法でひざを使っていました。

かかとを押せないままに、ひざを引き上げ太ももを骨に押し付けて力を入れていると、ひざがミシミシして、しびれるような感覚がありました。

これは、ひざや腿の筋肉がついて力がついたからだと思っていました。

でも、本当にこれでいいのか疑問でもあったので、指導の先生にお聞きしました。

 

ひざの回復にはよくないようです!!!

腿の筋肉が使えないままに膝にだけ力がかかってしまいます。

これでは、ひざを痛めてしまいます。

 

かかとを押すことと、腿の筋肉をつけること、これを優先して練習するようにとアドバイスをいただきました。

 

自分を大切にして、他人も大切にすること

 

疑問に思っていたことを質問して、解決できてよかったです!!

適切なアドバイスをいただける今の環境を幸せだと思います。

 

自分の身体を

・丁寧に観察

・大切にする

・疑問は質問して解決する

 

 

これって、身体のことだけでなく人間関係でもいえることです。

他人に対してもそういう態度をとることは先日学んだアサーティブ

hoymin.hatenablog.com

の考え方につながると思います。

 

ヨガで学ぶのはアサナだけではなく生き方なのです。

 

 

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*庭の小さな菜園に夏野菜が実り始めました

 

 

Be honest !できない自分に正直 ヨガの秘密

できないを見つめる

 

ヴィーラバドラアサナⅠ(戦士のポーズ)が苦手です。

前後に開いた足の、特に後ろ脚のかかとを押すことが難しいです。

 

(前のめりになるのは、意識が外に向いているからだそうです)

 

その練習をしていたとき、純子先生がお話ししてくださいました。

自分の記録として自分なりの解釈で書いてみます。

 

 

気づくことは自分を見つめること

ポーズをしていて気づくことがあります。

痛かったり、伸びなかったり、まがらなかったりです。

最近で言えばかかとゔぃらⅡのときカカトががういてしまいます。

 

そんな時はできない自分を認めてあげれば良いのです。

みてみないふりをしたり、できないのをゴマかしてできたふりをしていてはいけないのです。

 

ここで純子先生いわく

Be honest 正直でいなさい

 

これがヨガの秘密です。

 

できないと気がつき認めるから、1ミリでも伸ばそう、曲げようと努力することができるのです。

痛いということは、そこにまだ伸びる余地があることを教えてくれているのです。

 

 

受け入れて

できないことを正直に見ることから、自分の身体の正確な観察ができます。

外からではなく、内側から自分の身体を観察していくことを続けていくと、内面を観察することにもつながります。

 

身体の痛みを受け入れるとともに、心の弱さや性格などの弱さも正直に受け入れることができるようになると思います。

身体と心って本当に密接につながっているから。

 

そんなこともヨガを続けていったらもっともっと実感できそうです。

 

正直はつらい?

正直でいることって、辛いことではないです。

正直の反対は嘘をついたりだましたりですよね。

 

自分がついた一つのウソがばれないようにすることって、そのあととても大変です。

つじつま合わせや、人によって話すことを変えたりとか、エネルギーを浪費し心がすさみます。

 

誰にでも正直でいれば、とても気持ちが楽なのを私はインド哲学を学んでだんだんわかってきました。

シンプルなのが一番楽です。

 

ヨギーニをめざすのだから

ヨガのヤマ(してはいけないこと)の中にもウソをつかないことがあげられています。

 

hoymin.hatenablog.com

サティヤ(うそをつかない)です。

 

ヨガをする人は、ウソをつかないように心掛けている人なのです。

心が穏やかで静かで純粋でいるための、大切な教えです。

 

ヨギーニを目指している私も、できるかぎりウソをつかないようにします。

 

その方が生きるのに楽だからです。

 

さて、明日の練習では、どんな痛みや身体の硬さと出会えるでしょうか!

 

自分のできないことに気がつくこと ヨガの秘密

最近のテーマ


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センターへ行く道で見つけた涼しげなお花

 

ヨガセンターでは週ごとくらいにテーマがあって、集中的に練習をしています。

・後ろ脚への意識

・背面への意識

・かかとの骨を見つける

・足裏を伸ばして3点を均等に押す

・坐骨に乗ってその上に肺を乗せる

などなど、どうしたらそれを意識できるかをいろいろなアプローチで練習します。

そうしてマインドと身体に覚えさせるのです。

 

最近は、足の付け根をしっかり意識するためにウトゥカタアサナやマーラアサナをたくさんします。

ひざの悪い私ですから肋木につかまって、他の人より回数を少なくしての練習です。

 

それでも翌日は、太ももが筋肉痛です。

 

下半身の力不足

ヴィーラバドラアサナⅡとかヴィーラバドラアサナⅠで、足を90度に曲げる練習の仕上げをしました。

足の付け根を意識して、腸骨と尾てい骨を床に垂直に立てたまま坐骨をまっすぐ下に降ろしていくのです。

横に広がるより、前後に広がるほうがバランスが取れなくて難しいです。

下半身の力強さが足りないことが良くわかります。

 

身体がふらふらしてしまいます。

 

できないことに気付く

ヴィーラバドラアサナⅠは足を前後にして、前足を90度に曲げます。

今回特に意識するように言われたのは、

・後ろ足の膝を曲げない

・後ろ足のかかとに乗り、かかとの外側を押す

・腰の左右を正面にそろえて坐骨をまっすぐ下に向ける

 

たくさんですね。

おっと!忘れてはいけない大事なこと

・前足を曲げるときかかとを押しながら足の付け根から曲げる

 

意識することがたくさんで、しかもゆっくりていねいにポーズをとっていくと、梅雨空で湿気の多い今日この頃は汗びっしょりになります。

 

そしてまだできていないことに気がつくのですが、そのできないことに気付くことが大事なのだそうです。

 

それについてはまた次回。

書とことば人 明仙流で初めてでも書けました

 

森谷明仙さん

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明仙さんはたくさんの顔を持っています。

書家ですが、言葉を大切にし、ラジオのパーソナリティもこなしてしまいます。

着物やバッグに書いたり大場面を使うパフォーマンスの時の大胆さとうって変わって、語り口は優しく心に響きます。

moriya-meisen.jp

明仙流とは

イベントの始まりは、明仙さんがテーブルいっぱいの大きさを使ってのパフォーマンス。

太い刷毛で一気に横線を書きます。

何本か書いて、そこに定着用ににかわを塗ってから金粉を撒いていきます。

そこに、その時明仙さんの心に浮かんだ言葉を添えていくのです。

配置も言葉の内容も即興なのに、バシッと決まってしまうのが長年の鍛錬の成果でしょう。

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そのあと、書とのかかわりと修行についてのお話を1時間くらい。

人生の節目での人との出会い。

オリジナリティーを獲得するまでのたくさんの努力を知ることができました。

 

壁にいくつか飾ってある明仙さんの作品の説明。

どんな時、どんな気持ちで書かれたものか、それが見る人にどんなに感動を与えたかのエピソードなどです。

自作の詩の朗読もあり、柔らかな語り口で参加者の心をつかみます。

 

そして初体験

しばしの休憩の後、参加者の実践編です。

今日のお題は自分の名前の中の一文字。

明仙さんがその人に「どんな生き方をしたいですか」と質問し

そのイメージの字を書いてくださいます。

 

私は「ふらふらしないで軸の通った生き方をしたい」と答えました。

そして見本をいただきました。

 

何枚か練習するのですが、みなさん最初の一枚の出来が良いようです。

明仙さんいわく「無欲だから!」

 

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壁に飾ってあった額にその一枚を入れてみると、本当によく書けているのに驚くほどです。

自分のお気に入りの一枚を掲げてみなさんに発表する顔は、笑顔で輝いています。

 

 

これから

イベントを終え、参加者からもっと続けたいという声が上がりました。

それだけみなさん楽しかったのです。

私は鎌倉に行った時思ったことがあります。いつか写経をするとき、正座して筆で書きたいという野望です。

ヨガでひざを直して正座できるようにします。

あとは、書道も練習できたらいいですね。 

 

その場にいる人と明仙さんとで話し合い、3か月に一度くらいで定期的に教えていただけることになりました。

字とともに、なにかの色をつけ加えて素敵な年賀状ができそうです。

アサーティブって知っていますか?トレーニングに参加しました

アサーティブとは

アサーティブという言葉は昔から知っていましたが、最近になってアサーティブトレーナーの中野満知子さんのミニ講座をお聞きする機会があり、本を読んだりしました。

 

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今回のテキストの定義によれば

アサーティブネス(Assertiveness)の訳語は「自己主張すること」。でもアサーティブであることは、自分の意見を押し通すことではありません。自分の気持ちや意見を、相手の権利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現することを意味します。(以下引用は今回のテキストです)

喧嘩や対立なしで、コミュニケーションをとる方法です。

批判されるとすぐ心が揺れ動いてしまうチキンな私は、この技術を身につけたらずいぶん心が楽になるだろうなと思っていました。

 

アサーティブトレーニングの基礎講座が二日間にわたって開催されることを知り、思い切って参加してきました。

二日間の基礎講座

主催はアスク・ヒューマン・ケアで、講師はオフィス「想」ネットワーク代表でアサーティブトレーナーの中野満知子さんです。

日本橋水天宮近くのビルで、朝10時から午後5時まで二日間で12時間のコースです。

遠くから泊りがけで参加された方もいました。


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水天宮は子育ての神社で朝から親子連れがたくさんいました

一日目

アサーティブとは

まずは自分のアサーティブ度を問答形式でテストします。

「率直に要求を伝えられるか」などの16の項目に、得意か不得意か自己評価するのです。

同じことを相手によって、言いやすかったりできなかったりする場面がたくさんあることに気がつきました。

 

私の場合、他人からの批判を受け入れることが苦手なのも再確認です。

 

3つのパターン 

コミュニケーションのパターンには3つあります。

①攻撃型 人に食ってかかるタイプ

②受身型 自己犠牲的で踏みにじられても黙っている

③作為型 攻撃性を隠して相手をコントロール

 

自分がどのタイプかを知ることで、課題がわかるのです。

 

ミックスしたり、相手によって変わるけど、私は③作為的な場合が多いかしら・・・

真剣に自分と向き合う時間でした。 

 

4つの柱 

相手と向き合うときの心の姿勢として、大切な4つの柱があります。

①誠実

②率直

③対等

④自己責任

 

大切なことがたくさん含まれていますが、特に私がそうなんだ!!と気がつかされたこと。

・率直と感情をぶつけるのは違う

・自分は相手にわかってもらうように話し方の工夫をしたか振り返る

・対等は相手に求めるのではなく、自分の心の問題

 

私たちの権利

わたしにもあるけど、あなたにもある12の権利を学びました。

 

1 私には、日常的な役割にとらわれることなく、一人の人間として、自分のための優先順位を決める権利がある。

2 私には、能力のある対等な人間として、敬意をもってあつかわれる権利がある。

3 私には、自分の感情を認め、それを表現する権利がある。

4 私には、自分の意見と価値観を表明する権利がある。

5 私には、自分のために「イエス」「ノー」を決めていう権利がある。

6 私には、まちがう権利がある。

7 私には、考えを変える権利がある。

8 私には、「よくわかりません」という権利がある。

9 私には、ほしいものやしたいことを求める権利がある。

10 私には、人の悩みの種を自分の責任にしなくてもよい権利がある。

11 私には、周りの人からの評価を気にせず、人と接する権利がある。

12 私には、アサーティブではない自分を選択する権利がある。

 

「間違う権利」もあるし、「よくわかりません」という権利があるというのが気持ちを楽にさせてくれます。

「アサーティブでない自分を選ぶ権利もある」という1項も加えられているのは深い意味があります。

つねにアサーティブであらねばならない、という呪縛から救ってくれます。

人にも強要しません。

いつもこの言葉に立ち戻っていきたい12の権利です。

 

要求を伝えるロールプレイ

具体的に参加者の出した事例に添って、ロールプレイをします。

誰に何を伝えたいか、相手はどういう反応をする人かの設定をして始めます。

要求を相手に伝えるということは、感情をぶつけることでも飲み込むことでもなく、自分の要求と気持ちを相手に「伝わるように」伝えるということです。相手が悪いと責めても、自分が悪いと我慢しても、本当に伝えたいことは伝わりません。(テキストより)

当事者以外にも観察する役の人もいて、良かった点と改善点を出しながら、3回くらい繰り返していきます。

アサーティブな言葉や態度を会得するためには、繰り返しが必要なんですね。

 

私も相手役として保険屋さんになったり会社の上司になって、大汗をかきながらも楽しめました。

 

自分が要求する立場の時は、言葉の選びかた顔つきなどのボディランゲージが大切だと指摘されました。

言葉と表情、態度が一致していることで、より伝えたいことが明確に伝わることを学びました。

 

二日目

「ノー」と言ってはっきり断る

要求するよりも難しい、「ノー」をいう練習をしました。

自分がアサーティブに「ノー」と言えなかった、言えない場面を相手役や観察者ととロールプレイしました。

 

断るほうは相手を否定せず、その物事だけを断ることに絶えず戻るように努めます。

するとそのあとの相手の関係をよい状態のままにすることができます。

 

断られ役をしていて気付いたこともあります。

相手を尊重していることも伝えながら断ると、断られた方もそんなにいやな気持ちにならないのです。

 

断り方ひとつで、相手の気持ちに大きな違いがあることがわかり、アサーティブにコミュニケーションをとる大切さが実感できました。

 

ほめる・ほめられる

プラスの感情を相手に伝えることに取り組みました。

 

他人をほめるということは、自分も相手もよく理解していないとできません。相手の良いところを認めて、それを「いいね、好きだよ」と伝えるkとは、人間関係の根本にある「理解しあいたい」「相手とよい関係を築きたい」という、愛情や希望にもとづいた行為です。 (テキストより)

ほめる場合

・具体的に伝える

・自分と比較したり、他との優劣でほめない

 

ほめ言葉を受け取る場合

・過度に謙遜したり、否定したりしない

・率直に同意する

 

そのあと、自分の大事な人をほめたいことをリスト化しました。

これをその人にプレゼントしたら喜ばれることでしょう!!!

わたし?     

してみようかしら・・・・・う~ん勇気がいりますね。

*追記 その人に渡すことができました。ありがとうって言ってくれました。 

自分を愛すること

自分を愛するためには、自分を信頼することが必要です。

自分を信頼していれば、間違いを犯したとしても、誰かに拒絶されたとしても、どん底に落ち込んでしまうことはありません。「イエス」「ノー」どちらを言ったとしても、自分を自分の選択に責任を持っていれば、その結果を引き受けることができます。

トレーニングとしては、自分の好きなところや長所をたくさんリストアップし、グループで発表し、グループの人に承認してもらうワークをしました。

2日間さまざまなワークをして親密になっていたので、他の人の優しい肯定的な言葉を素直に聞くことができます。

 

自分に喜びを与えるてくれるもの、好きなものをリストアップするワークもありました。

そのうちの一つはこの2週間のうちにすることを発表して終わりました。

 

私は「2週間以内においしいパンをお洒落なカフェで食べる」

 

自分にご褒美

満知子先生はユーモアで場を和ませ、エネルギッシュにトレーニングを進めます。

グループワークを回りながら、先に進めないでいるとさっと近づいて的確な方向に軌道修正してくださいました。

 

2日間のトレーニングは眠たいなんて思う暇もなく、怒涛のように過ぎました。睡眠不足で体力が心配でしたが、ヨガで鍛えられてきたのか乗り切りました。

 

不思議に疲れもなく、帰りにデパートに寄り道をしました。

無印週間がもうすぐ終わりそうなので、広い売り場をあれこれ見て回りました。

無印の売り場は、そこにいる人たちの洋服や着こなしを見ているだけでも楽しいです。

 

大きな本屋さんにも寄り、今はやりの本の背表紙を眺め中身もパラパラ。

デパ地下のイートインで今半の「すき焼き御前」を奮発して自分へのご褒美にしました。

久しぶりのやわらかい牛肉で、大満足でした。

全部大満足でした。

 
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肝心のすき焼き御膳の写真取れなかった(泣)

 

*今回使ったテキストは 特定非営利活動法人 アサーティブジャパン刊行