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ヨギーニめざす  ほいみんの日記

断捨離から始まり、今はヨガとインド哲学へと関心が移っています。60歳過ぎてヨギーニをめざしています。

『「使いきる」レシピ』有元葉子著  使いきって又新たに始めることもできる

『「使い切る」レシピ』

2015年出版  有元葉子の”しまつ”な台所術

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2013年の『使い切る』が好評だったので、続編として出版された本だと思います。

この本はエッセイのほかに、レシピがたくさん載っています。

 

何をどう食べるかが、その人の生き方そのものだという事です。

新鮮な食材を「食べきる」「使い切る」ための工夫がたくさん紹介されています。

 有元さんは一人暮らしでも、大根・キャベツは丸ごと購入します。

鶏も丸鶏を蒸して極上のスープを楽しみます。

かつお節のだしも一袋一度に全部使います。

そのだし汁で、めんつゆもポン酢も作りましょうとありますが、それは市販のいいものがあるので私は作りません。

 

だんだん手順良くできるようになったら、そこまでの丁寧な生活ができるかもしれませんが、今の私ができることだけを見極めます。

 

私も実行しようと思うレシピをいくつかメモします。

 

例えばきゅうり

一袋を買ったら、時間差で食べるという工夫です。

その日のうちに生で食べて、食べきれなかったら切って塩もみにして保存袋で冷蔵庫に入れれば、1週間くらい保存できてあえ物や酢の物に便利。

まだ残ったものは、干して半干し状態をオイルやビネガーであえてサラダに。

 

私は生でも1週間くらいもつと思うのですが、おいしく飽きなく食べる工夫なのでしょう。

我が家の家庭菜園でも、キュウリが大量に収穫出来るときがあるので、やってみます。

 

そのほかにも、食材を新鮮な状態で食べるための干したり冷凍する方法が書いてあります。

 

 乾物は一袋全部

使いかけの乾物はおいしくなくなるので、ひじきも切り干し大根も一袋使い切る方法は参考になりました。

 

・ひじき (60g)

    にんにく   3かけ

    赤唐辛子  3本

    オリーブ油   大4

     ひじきは20分〜30分水につけて戻し、食べやすく切る

     にんにくはみじん切り唐辛子は小口切り

     オリーブ油とにんにくはを弱火にかけじっくり炒める

     にんにくが色づいたら水気を切ったひじきを加えていためる

      塩とコショウで味付け

 調理展開  そのままごはんのおかずに・パスタに使ったり・千切り野菜とあえ物

  

・切り干し大根

       戻したもの 胡麻酢和え   (ゴマ大3 醤油大3  酢 大3)

       シンプル煮物(かつおだしと酒で煮て、メープルシロップと醤油で味付け)

       桜エビとの炒め物(ごま油で水気をギュッと絞った切った切り干しを中火でしっかり焦げ目が付くまで炒める。桜エビを加え仕上げに塩をパラパラ) 

    

食の立て直しとヨガ

有元さんは身体の声を聞いて、身体が欲するものを食べるようにしています。

でもあまりに疲れると身体の声が聞こえず、適当なものを食べると、ずるずると悪いほうに行って、体調を崩すことにつながるとか。

そういうときの有元さんの方法は「いったん断ち切ること

適当なもの(悪いもの?)を食べるくらいなら、いっそ「今夜は何も食べない」と自分自身に宣言して、水を飲んで早めにベッドに入ってしまう。・・・ときに内臓を休めることは、体力&気力の回復につながる、というのが私の実感です。

わたしこれ、ときどきしています。この本を読んでからですが、なんだか間食をだらだらしてしまったら、夕食はやめてみます。

 

いつでも、いつからでも立て直しのできる方法です。

 この考え方は食だけでなく、対人関係でも立て直すのに有効です。

 

インド哲学では、寝ている間意識がなかったら死んでいるのと同じだというような話を聞いたことがあります。

毎朝、新しい自分で生まれ変わるというのです。

ちょっと人と言い争って気まずくなった場合に、新しい自分で以前のごたごたを引きずらないで、あたらな気持ちで向かい合うことができると、ずいぶん生きるのが楽になります。

 

楽しく豊かに生きるために

蕪は皮ごと茎も一緒にかつお節をたくさん使ったとっておきのおだしで煮て食べます。それは、

わたしの料理はやっぱり、もったいないから残さず食べる”しまつ”とは違うのです。おいしく楽しく、むしろ贅沢に食べるための”しまつ”なのです。

そして、おいしい料理は人を呼ぶから、おいしいものがある場所はにぎやかで明るく楽しくという風に生活全体の底上げができるというふうにつながります。

素材を頭からしっぽまでおいしく食べることも、道具を手入れしていろいろに使うことも、わたしたちの祖先が伝えてくれて「知恵」で、私たちの宝物です。私たちもまた後世に伝えていきたいのです。みんなでより豊かに生きるために。

インド哲学でも、知識ではなく知恵を持つ段階を目指します。

身体の使い方、心のコントロールは知識ではなく実践して会得していく知恵のようなものともいえます。

 

なんだかインド哲学と共通することが結論として出てきてしまいます。

 

買い物から帰ってすぐ食材の下ごしらえをするのも、ヨガのアサナと同様に「そういう順序なのだから」ということで自然に体が動いてくれるようになったらいいな、って思いました。

 

食事用意の時、なんとなく時間の有効活用だと思ってテレビをつけているのですが、電気ももったいないし、食材にまじめに向き合うことが大切だと思うので、これからは消そうと思います。

 

真剣に愛をこめて食事の用意をすることが、豊かな生活の一歩でもあると、改めて考えました。

 

食材が高価ではなくても、心と気持ちを込めて大切に向き合いたいです。

 

食べるものがこの身体を作り、与えられたこの身体でこの人生を生きていくのですから。

 

一緒に食べる人への愛も込めたいです。

次のヨガ合宿に向けて 

秋の合宿

GWのヨガ合宿の時、秋の合宿の案内がありました。

ヨガセンターのHPにももう案内があります。

ワークショップ&イベント|アイアンガーヨガセンター

 

「女性のためのYoga集中セミナー」 ということで、女性のみを対象にしたものです。

ヨガセンターでは、「女性クラス」という人気のレッスンがあります。

(初心者の私は「入門クラス」しか参加できません。)

このクラスのテーマは「女性が女性として健康でいきいきと生きること」

火曜日の入門クラスの次にあるのですが、たくさんの参加者でヨガマットがいっぱいになります。

いつか参加したいと思っていたので、秋の合宿で集中して学べるのはチャンスです。。

 

参加基準

参加するための基準があります。

  1. アイアンガーヨガまたは他流派ヨガを1〜2年以上学んでいる方
  2. サーランバシルシアサナ、サーランバサルバンガアサナが5分以上できる方

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 *ヨガセンターのHPより

 

 GWの合宿でも参加対象は半年以上の経験でした。これは、プロップスの使い方やアサナの説明がある程度なしでも動けるためだと思ったのですが、それだけではないことがわかりました。

 

身体を感じること

ヨガ経験が少ないと参加できないのか質問した方がいて、その答えをそばで聞いていてなるほどと思いました。

アサナのポーズをとって、それがどんなふうに身体に作用しているかを「感じる」ことができないと、参加してもあまりわからないのではということです。

 

アサナのインストラクションでは「息を肺まで入れる」「下腹部を広げる」「肩甲骨をつなぐ」「体側を伸ばす」「〇〇と〇〇と〇〇を意識で一本につなげる」「〇〇の骨を感じてそれを押す」などなどたくさんの指示が出ます。

 

それに身体がある程度応えてこそ、効果を感じることができるということではないかと思います。

それができない状態で合宿に参加しても、もったいないということです。

 

例えば、体側を思いきり伸ばしてから身体をひねりましょうと言われても、体側が伸びていないままにひねっても、思うような効果がでないでしょう。

 

修練を積む

 

今の私では、外側の形をまねることが精いっぱいです。

ウッティタ・トゥリコーナアサナで、後ろ側のかかとを押すことが少しわかりかけてきたくらいです。完成形の気持ちよさには至らず、苦しいけど目指すものはわかってきたというところ。

 

 

今私が習っているのは、本当に基礎の「下半身を強くすること」です。

 

それができると、上半身は力が抜けて息が肺に入り、気持ちが良くなるはずです。

 

頭で考えてばかりで、上半身に「気」が上りがちな私です。

 

強い下半身を作るよう鍛えて、柔らかな頭と顔の表情を目指します。

そうしたら、アサナによって変化する身体を微細に観察できそうです。

 

秋の合宿までの目標ができ、修練のモチベーションを保っていけそうです。

『使いきる』有元葉子著 生き方の哲学も教えてくれる

『使いきる』

2013年に出版されて、サブタイトルは 

有元葉子の整理術   衣・食・住・からだ・頭

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はじめに

大掃除はしないけど、いつも有元さんの家がきれいなわけが書いてあります。 

つまり、汚れをためないのです。

汚れだけではなく、ものもためません。

お腹の中にもよけいなものはためないし、心の中にもよけいなものをためない。

いれたものがスムーズに流れて、循環しているのが、快適な体であり、快適な暮らしであると思います。

これは、断捨離本に書いてあることとまったく同じです。

同様に、ヨガとかインド哲学とも通じる真実なのだと、今さらながら驚きました。

ヨガでは心を純粋に素直に静かにすることを目指します。

インド哲学では、うまれたての赤ちゃんを一番の理想とします。

 

実は有元さんは、お洒落で高級な食材を使う料理研究家というイメージを持っていました。調理道具も身に付ける洋服も、私の感覚では高価です。それで、見た目はいいけど生活に取り入れるのはちょっと無理かしら、って敬遠していました。

 

でも、快適に生きるために、必要なところにはお金を惜しまないという生き方なので、決して贅沢な高級趣味ではないことがわかりました。

 

食は生きるための肝心かなめで、真剣に向き合うべきで、そのための道具と食材に妥協しないのです。

その食材をおいしく無駄にしないことも大事にします。

皮だって捨てないで、どうしたらおいしく食べることができるかとことん考える生き方です。

 

芯が一本通った調理法、片づけ法、考え方、生き方です。

 

第一章 まずは「片づけ」

いらないものを失くしてその状態を保ってきれいにしておくことが片付けの基本。

本当にその一本の考え方で、収納方法や収納用品をあれこれ考えなくても済むはずです。

 

台所も、クローゼットも、車の中も、身体の中も同じ。いらないものを失くして、きれいにしておく------。それが、私たちが快適に生きるための最大の鍵だと私は思っています。

 

ものは厳選して、いるいらないを見極めるようにしています。断捨離では、外から来るものもなるべく減らすけど、有元さんはそれとは違って、本当に気に入るものを手に入れるという考え方です。

衣類でも寝具でも台所道具でもなんでも、自分に本当に合うものって、そんなに多くないです。その限られたものを最後までとことん使い切る。自分自身も同じ。自分を使い切って、人生さよならするときは、笑って「はい、さよなら」って言いたい。

自分自身を使い切るというのは『魂の退社』の稲垣さんに通じるものを感じます。

稲垣さんも、朝日新聞にいたのでは会社に守られたままです。退社していろいろな依存から自立して、自分を使い切る生き方をしています。

 

第二章 家事の「流れ」を作る

「何もない状態でスタート」し、「何もない状態でおわり」にする流れを重視します。

台所仕事では、何もないところに使うものを全部用意し、使い終わった物の行先(たとえば使ったふきんの入れ物)を考えます。

食事用意ができたときには、台所も片付いているようにしたいということです。

 

これは我が家では家庭の事情で無理です。

 

でも、我が家ではどうしたらいいかを考える参考になることはたくさんありました。

調理中にレンジ周りを拭いたり、冷蔵庫を開けるたびに庫内をちょっと拭いたりはしています。

真剣に調理と片づけに向き合う姿勢は学びたいです。

 

流れを意識した作業、日常生活のあらゆる場面でも心がけたいことです。

 

第三章 掃除・メンテナンスの技術

掃除用品としてマキタのハンディ掃除機とか万能洗剤が紹介されています。

万能洗剤を濃度を変えてスプレー容器に入れて便利に使う方法です。

 

これは、我が家では私一人が家事をしているわけではなく、それぞれ考え方が違うのであまり参考になりません。

まだ我が家の掃除システムは確立していなので、今後の課題です。

私があれこれ情報に振り回されて、道具などだけ揃えて実行できていない弱点です。

クエン酸重曹が何年もあったり、アルカリ洗剤やら種類が増えてしまって収拾がつかない・・・)

今はちょっと手を付けられない部分です。

 

でも、だからと有元さんが使っているすぐ洗剤に飛びつかないだけ慎重にはなっています。

 

第四章 使い切る=生きる

有元さんは自分の頭で考えることを強く勧めます。 

なんだかみんな、世間の流れとか、与えられる情報とか、人の意見を鵜呑みにしすぎでしょう、って。怠けているんですよね。自分の頭で考えることを。

ああ、これも稲垣えみ子さんの主張と同じですね。

今まで読んだたくさんの本の中でも、そう書いてあったのに、読むたびに自分の頭で考えていない自分を反省しているようです。

 

私がヨガやインド哲学を学んでいるのも、自分の頭で考えることが目標です。

そのためには、自分の身体を感じ、自分の身体を通じて心のコントロールができるようになりたいと思っています。

 

そのコントロールというのは、周りに一喜一憂しないでいることです。

周りに影響されやすくて、すぐ動揺してしまう自分を変えることです。

 

自分の心が平穏でいて、身体を使い切るような生き方ができたらいいです。

 

う~ん。使い切るような生き方は、努力なしではできないですね。

その努力を毎日続けるのは、しんどいです。

でも、それができるようにと思い続けながら、ヨガの修練を積むってことかしら。

 

う~ん。ヨガは楽しいばかりではありません。

 

有元葉子さんのこの本は、料理家のエッセイを超えて、哲学を持った人の生き方の本でした。

 

 

 

 

 

『魂の退社』稲垣えみ子著 お金がなくてもハッピー

筆者のこと


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50歳で会社を辞めるまで、ほぼ順風満帆にきた元朝日新聞編集委員

会社を辞めることを考え始めたのは、40歳くらいの時。

人生の折り返し地点、上ってきたこの坂はあと下るだけ?と考え始めたときからです。

知力体力財力を、失っていくことに耐えられる心の準備がないことに気がつき、それらに頼らないでも幸せでいることを考え始めます。

 

結婚せず、仕事にまい進し、高額なお給料で好きなもの買い放題の生活だったけど、その幸せって永続的ではないです。

自分以外の物に幸せの価値を求めることは、いつかそれを失う苦しさに襲われるということです。

 

お金がなくてもハッピーなライフスタイルの確立を目指す・・・・

ただでさえ老女が、一人で生き抜くのは簡単じゃないのだ。せめて晩年の心の平安を保つためにも、これだけは何とか探し出さねば大変なことになる。  P.44 

具体的な方法がわからないまま、筆者は都会から地方都市への転勤を命じられ、そこでお金がなくてもハッピーのモデルを見つけます。

 

生きるだけならシンプルにできる

田舎生活で「楽しみを見つける」ことに真剣になり、農産物の直売所に通うことになります。そこでは、季節物しかありません。それは「ない」ことの幸せだということを発見します。

それまでなかったから、季節とともに旬の作物に出会えることに喜びがあります。

何でも手に入れることができると、「ある」になれてしまい、喜びもないのです。

 

そんな発想の転換をして、「あるものだけ」で楽しむことを続けていくと、そんなに欲しいものがないことに気がつきます。

 

「ない」幸せを追求していくことで「自由」になっていくことになります。

もしかして、「なければやっていけない」ものなんて、何もないんじゃないか。

 そう気づいた時、私はものすごく自由な気がしたのです。

その状態を例えて

 チューブにつながれていれば、必要な薬や栄養が着実に与えられて命をつなぐことができます。しかし一方で、ベッドから起き出して自由に動き回

ることはできません。

 

そして、生きるだけならシンプルにできると確信していくのです。

 

頭で考えたのではなく、田舎で生活しての確信だったのが強いのだと思います。

 

季節ごとに、また天候によってまったく違った表情を見せる自然。その中を一人そっと分け入っていくと、一歩先になにがあるのか想像もつかないことばかりである。

 こんな驚きと苦労と感激の連続を知ると、テーマパークやゲームなど、高いお金を払って楽しむ人口の娯楽がショボいものに見えてくる。・・・しかもそれを楽しむのに1円のおかねもいらない。

 

ほしいものがない、購買意欲がないと経済的には回っていきません。だから、これも便利あると楽しいと物を買わせようという情報が周りにいっぱいです。企業側はメディアをつかって、意識操作しているのです。

 

本当に必要なものを自分の頭で考えることを手放してはいけないですね。

 

私も高野山、鎌倉、有名観光地に行かなくても、近場のお金のかからないところでも楽しめるんじゃないの、とちょっと反省しました。

 

守られていた会社員

無職になると、途端に後ろ盾を失い無力になります。不動産屋さんで賃貸契約する時不審者扱いされたり、クレジットカードもつくれなくなります。

(ちなみに、私も賃貸契約や奨学金の保証人にはなれないと最近経験)

 

年金や税金、各種補助金も会社に就職することが前提で有利になります。

 

今の日本は、会社員前提というか会社員が優遇されて、会社の為に働く人間を守っています。

 

でも筆者は、そんなにも会社に依存していたことに気づき、依存しないで生きる道を選んだことに後悔しません。

 

依存をやめる

不動産もパソコンも携帯電話も全部会社頼みの法人契約だった彼女です。

個人の携帯電話の契約にてこずり、あまりの煩雑さに熱を出して寝込む事態に陥ります。

 

会社依存の悪いスパイラルを見極めて、「会社からの自立を!」

人よりも自分のほうが優れているのだと思いたい気持ち。

少しでも贅沢をして暮らしたいという気持ち、あるいは、今の生活水準を落としたくないという気持ち。

それは人が誰しも本質的に持っている弱さであり、欲だ。弱さを握られると、人は容易にコントロールされやすくなる。会社の利益という大義名分の名の下に、何でもやってしまう人が少なくないのはそのためではなかろうか。それが習慣になると、もはや罪の意識すら感じなくなる。P..176

会社依存度を下げると、本来の仕事の喜びが蘇ってくるのではという提案もあります。

会社は「修行」の場であって「依存」の場所ではない、自分で生きる力を持ちなさいということです。

 

私の場合

ここで私も自分の依存について考えました。

 

家族があり、家があり、専業主婦時代も長く、配偶者ということで自分では支払わなかった年金をもらうことができ、ずいぶん守られた生活をしています。

自分一人で立つことをしないで生きてきたように思います。

 

生き方や考え方も、親の価値観や世間体という実体のないものに縛られて、あまり冒険をしてこなかった人生でした。

 

でも、今ヨガで修行しているのは、ひとりきりで自分の身体と心に向き合うことです。

 

誰の助けも受けることができなくて、自分で体の硬さや痛みを克服していく道です。

ヨガを通じて、身体と心を鍛え、生き方や考え方を学んでいくことが、今とこれからの私の冒険です。

この冒険の道を踏み出して進んでいるのは、誰かからの指示や誘いではなく自らの意思だったことが、とてもいいことだったと思います。

 

歩み出しは遅くても、いつからでも冒険に歩み出すことはできます。

 

どんな生き方をしたいか

稲垣さんは、どんな生き方をしたいか、どんな死に方をしたいかを考えます。

 

お金がなくても、病気でも、ハッピーならいいのです。

会社依存から自立します。それから人とのつながりを考えていきます。

 

お風呂は近くの銭湯に行くようになり、そこでおばあちゃんたちと知り合い、勇気を出して挨拶をして仲間に入れてもらいます。彼女たちは「孤独で無職の先達」だから。

 

人と競争して自分だけがいい思いをしようという価値観から、あるものを愛おしんでそのなかに喜びを見出そうという価値観への転換です。

 

稲垣さんの提案は、超高齢化した日本の未来に希望を与えてくれます。

欲しいものがないから物が売れなくなり、経済的には下り坂になった日本にとってもこの価値観の転換が必要ではないでしょうか。

 

電気のこと、そして生き方

東日本大震災の後、稲垣さんは原発に依存しない生活をしたいと節電に努めます。

 

冷蔵庫も掃除機もない生活で、引っ越した月の電気料金が200円だったとか。

 

そんな稲垣さんの節電を読んで自分の行動を振り返りました。 

夜、家でヨガのアサナをしていて気がついたのです。

ヨガの練習をするとき、電気はつけなくてもいいのでは?

なんとなくテレビもつけっぱなしで、ヨガしているときもありました。

ヒーリングミュージックをかけたりしたことも。

(稲垣さんはテレビなしでラジオだけ)

 

暗い中でも、眼は自然と暗闇になれるのだそうです。

暗闇でのヨガは、より一層自分に集中できるかも。

行動してみると新しい展開が広がるかもしれません。

 

持ち物、衣類、食べ物に、より微細に向き合うことはヨガに通じます。

 

シンプルだけど、用心深く智慧ある生き方を教えてくれる本です。

 

 

 

 

 

 

高菜ピラフ 失敗したけどリカバリー おいしかった

生活クラブ

食料品の宅配は生活クラブを利用しています。

私がいつも参考にさせて頂いているブログのcozy-nestの方も生活クラブ生協を利用していて

www.cozy-nest.net

今日はそこで紹介されていた高菜ピラフを作りました。

ピラフの大量調理

我が家は5人家族で、チャーハンを大量に一度に作るのは難しいのです。それで炊き込みピラフのこの献立に挑戦です。

生活クラブで高菜漬けと豚ひき肉を購入して準備完了、

www.cozy-nest.net

 

材料

ゴマ油 大さじ2

生活クラブの高菜漬け 1パック

米 4カップ

豚ひき肉 250g

塩 小さじ1/2

醤油 大さじ1

(材料はおおよその目安です。お好みにより調整して下さい)

高菜ピラフ 作り方

1浸水した米をゴマ油でいため、お米が透明になったら

2あらかじめ炒めておいた豚ひき肉と高菜漬け1パック、 塩小さじ半分ぐらい、醤油大さじ2、 酒大さじ2と一緒に水分を調節して炊き込みます。

3鍋で炊く場合は、沸騰した後、10分弱火、10分蒸らし。

市販の無添加お漬物で食卓を簡単、豊かに。 - cozy-nest 小さく整う暮らし

 

 

失敗

あらかじめ炒めておいたのが、豚肉だけなのか高菜漬けも一緒に炒めて塩と醤油で味付けしてあるのか、ちょっとわかりづらかったです。

後からまた塩・醤油・酒が入るのですが、先にも味付けが必要だったようです。

豚肉と高菜漬けを味付けなしで炒めてしまいました。

 

一番の失敗は、出来上がりにまだ生米が混じっていたことです。

 

お米を透明になるまで炒めるのが足りなかったのか、フライパンでの炊飯で最初の火力が足りなかったのか、どちらが原因かわかりません。

 

4カップのお米をしっかり炒めるのはかなり時間がかかります。

 

炒めたのを、炊飯器に入れて炊けば失敗しなかったかもしれません。普段しないフライパンでの炊飯は火加減や水加減が難しかったです。

 

リカバリ

我が家は小さな子供もいるので、部分的に生のピラフが大量にできてしまって困りました。

そこで、半量はガラスボールに入れて水を少量加えてレンジで5分ほど加熱。

フライパンの残りの半量は、お米の白いところがなくなるまで様子を見ながら水を足して加熱し続けました。

 

出来上がり

色合いがさみしかったので、いり卵を作って乗せました。

味はとてもおいしかったです。残ったものは冷凍しておき、一人の時のお昼の楽しみにしたいと思います。

 

今回の失敗にめげず、次回も挑戦するために記録として残しておきます。

 

次回は

①豚ひきと高菜漬けを炒めて調味したものを先に作っておく。

②お米をしっかり全部が透明になるまで炒める

③もしくは、半量のお米でつくる

④炊飯器で炊く

 

上手に手早く作れるようにして、我が家の定番料理にしたいと思います。

 

 

 

生きることは苦しい、という前提

女性作家の本を読む会


元司書の方が、自分たちの生き方のヒントになるような女性作家の本を紹介してくれます。

本を読まなくても参加できますが、お話を聞いた後は取り上げられた本を読みたくなります。

この会の後で角田光子・石井桃子永井路子などの本を読みました。

 
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有吉佐和子

前回お話が面白かったので、続いて有吉佐和子の作品を取り上げました。


有吉佐和子は作品の中にさまざまな女性を登場させますが、その登場順に意味がるようです。
前回の作品で取り上げた女性に物足りなさを感じて、次の作品にはもっと深く豊かな人物像をつくりあげているのでは、ということです。


伝統と革新の対比が大きなテーマです。
家や伝統を守ろうとする女性と、家を離れ否定する女性。
何でも持っているのに何もしようとしない女性と、家柄などのバックグラウンドなしに自分で経済力をつける女性。
女性が自分の力(経済力を含めて)で立つこと、自分の意見を持つことの大切さを書きたかったのではないでしょうか。

そして、伝統を壊しただけでは駄目で、その上に新しいものを築くには次の世代の登場を待つこともあります。

『紀ノ川』などの川シリーズでも、何代にもわたっての女性が描かれます。


その作者の目は、おろかでものにならないような女性にも温かいことも注目したいところです。一途で純粋なのです。

それは、和歌山ゆかりの有吉の作品に登場する女性たちに「安珍清姫」の清姫のイメージと重なります。

その一途さが拒絶された時の、豹変のしようはすさまじいのですけどね。

 

女性の生きにくさ

恵まれた家庭に育ち、才女と呼ばれてメディアにもたくさん登場した有吉佐和子ですが、女性の生きにくさも身に染みて感じたと思われます。

だから、男に負けず力強い女性が登場するのかもしれません。

 

女性だから生きにくいのではなく、人間が生きていることはそれ自体「苦」であるというのが仏教の教えですね。

 

YOGA CAMP 初参加 盛りだくさんで消化できなくても身体に刻まれたはず

参加まで

ヨガ合宿の案内があった時、興味はありましたが参加できるのか不安でした。

参加資格がヨガを継続して半年以上練習している人とあり、3泊4日と長い期間だったからです。

ヨガセンターに入会してまだ半年、そして64歳という年齢で体力的にどうかと心配だったのです。

指導員の方に相談したら「大丈夫!疲れたら休んでもいいから」と言われて、思い切っての参加です。

(実際は疲れても休んでいられなかったけど、ちゃんと体力や経験に応じた指導をうけられました。)

 宿泊施設は埼玉県武蔵嵐山にある国立婦人教育会館

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*宿舎の前の花壇 周りは新緑がきれいでした

多彩な練習と貴重な講義の数々

アサナの練習では、基本的なアサナをいろいろなアプローチで深めていきました。

いつもと違うプロップスの使い方、ペアワークがありましたが、とてもたくさん次から次に教えていただき、あとからメモを取ったのですが思い出せません。

アサナの解剖学的・心理学的な考察について純子先生がお話になり、「いいお話だ、へぇそうなんだ!」と思うのですが、練習が終わった時にはもう忘れてしまっています。いい意味で、頭の中が空っぽになって、肉体の気持ちいい疲労感に浸ってしまうのです。

後からメモしたものを思い出しながら記録します。何日目かについては、記憶違いもありそうです。

 

それに、これは全体のほんの少しです。

 
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1日目

・内腿を後ろに押し出す感覚をつかむための方法

ブロックの新しい使い方。純子先生がブロックを大きく押し出す実演にびっくり。

 

・壁を使ってのサーランバ・シールシャアサナ

指の組み方を交互に変え、始めにあげる足も交互にあげるなど左右バランスを取ること

ポーズに入ってから長かったけど、何分だったかしら。

ベテランの方は真ん中で壁なしで、足もいろいろ変化させていた。

一日目の午前中から逆立ちがあるのなら、これから毎日午前と午後にこの練習があるのかと、合宿の厳しさを想像して圧倒された。

1回で終わるかと思ったら2回目もあり、これも私にとっては長いキープだった。

これから1回は挑戦するけど2回目はパスしようかと思った。

 

・スプタ・パーダーングシュタアサナ

ベルトを使う方法を実習。足にかけ、肩に回して反対側の手でも引っ張ることでよりポーズが強くなる。ベルト使いで、ポーズに正確に深く入ることができる。でも形だけ真似するのでなく、正しいアライメントがどういう形かを知ったうえでベルトを使うことが大切。正しいアライメントだと、腰が水平になりお腹に空間ができることの説明もある。

 

・セツ・バンダアサナ

椅子を使うけど壁は使わない方法。椅子の位置の決め方、L字にした人差し指が肋骨と平行になるように。これは家でも練習できそう。

 

2日目

・ベルト一本で横にねじるポーズの補助←一人でもできる

肩を寄せて胸を広げる。下にたらした輪に肘を入れると捻じるときの補助になる。

 

・ベルト2本で鎖骨を広げる←一人ではできない

後ろで金具を止めるので一人では無理。2本目はより肩を廻すように肘上にかける

 

・ギータ先生考案のセットメニュー

前方に手を伸ばした状態から左右に展開していく。立位のポーズが網羅されていてこれが気持ちよくできるようになったら素晴らしいだろうな。

でもこういう動きのあるポーズをするときも一つ一つのポーズが正しいアライメントでなくてはいけないから、初心者向きではないようだ。私の参加する入門クラスでもこの頃少し連続したポーズをするけど、合宿ではベテランもたくさん参加しているのでフルセット。きついけど、終わった時には皆さんフーと楽しそうな感じだった。

 

3日目

・ベルト使い 一人でできる肩関節を外旋する方法

 

・ウシュトラアサナ 私の苦手なポーズなのでやさしい別コースに入った。足の上にボルスターを載せて補助したけど、頭を後ろに下げると首のあたりがとても緊張する。

 

・バックベントの練習も別コースで。足を最初から高くして補助としたけど上がらず、アシスタントの先生に持ち上げてもらった。いつかは自力で持ち上がる日が来るのかな。

 

・アドー・ムカ・ヴィーラアサナ

3人一組でのワークをたくさん。ひとりはインテリジェントベルトを後ろに力いっぱい引っ張るのだけど、私は何度もしているうちに腰が痛くなってしまった。私以外の二人は若くて体格もいいので、腰を引く係りは交代してもらって、前側からの補助専門にしてもらった。快く応じてくれて感謝。

かかとから坐骨までをまっすぐ強く引くこと、腕の伸び、肩の外旋を徹底的に。

このアサナだけでも、とても力強いし、伸びを感じる。

いつもよりグーンと上半身が伸びた。

 

・質問コーナー

「肩甲骨をつなぐ」とかアイアンガー独特の表現(だと思う)についてや、練習方法についてなどの質問がたくさん出て、純子先生がどれにもくわしく答えてくださった。

 

4日目

・アイアンガー師の著作『Light on life』を純子先生が解説も少し交えて朗読

内面の世界への旅についてです。

メモしながらお聞きしました。冨田さんという方の訳で、ヨガセンターにも貸し出しようがあるそうなので、是非読んでみたいと思いました。

英文で読むとアイアンガーグルジの生の言葉に触れることができるから、できたら英文を読みといいですよ、と。ちょっとそれは、と思いながらも、ちょっと挑戦しようかなって気持ちも湧いてきました。

 

心に残った言葉

透明な窓になるまで磨き上げる

自己を制御しコントロールする以上の修行はあるだろうか

身体の健康は汗によって獲得しなければならない

健康のためのヨガは表面的

身体の中に深く入るとアサナの精神性は身体のすみずみまでしみわたる

自分自身の身を頼りにすると幸福になる

 

・アサナではスプタ・パーダーングシュタアサナの各種をベルトを使って

・椅子と壁を使ってウッターナアサナをしてペアワークで首と頭を押す

・ヴィタリータ・カラニ を体調によったり、使える道具を変えてのバリエーション

 

もう次から次に、先生の見本を見て、自分でセッティングして実践の繰り返しでした。

 

それぞれのアサナのポイント、プロップスがなかったら代用できるものなども教えて下さいました。家の中のドアノブだって立派な道具になるのに驚きです。

ロープがなくてもベルトがある、心と頭の柔軟さが必要です。

それが、智慧っていうものでしょう。

アサナの目的がわかっていて、解剖学的な知識があるから、応用がきくのだと思います。

 

純子先生って本当にすごいです。

 

終わってみて

4日間はとても早く終わったような気がします。

家に帰って、そんなに疲労感はなかったです。

それどころか、身体が良く動くのです。毎日考える暇なく身体を動かしていたせいか、家の用事もだらだらせずに片づけるようになりました。

 

透明になるまでガラスをふく、という言葉がとても心に響いたからかもしれません。黄砂のせいで汚れていた自動車を洗ったり、庭の草取りをしたり、いつにない行動をするようになりました。

 

合宿で学んだことが、心と身体に刻み込まれているといいです。

 

記録することで、しっかり刻まれていくと思うので、これからも思い出したことを書き加えていこうと思います。